「日本保守党」は今回小選挙区で1議席、比例で2議席を獲得しましたが、そのうち2議席は河村たかし本人を含む名古屋の地域政党「減税日本」出身者で(もう1人は福井県立大名誉教授で右派言論人として知られる島田洋一)、事実上「減税日本」の国政版、と言って差し支えない状況です。少なくとも、来年の参院選まではこの状況が続くので、それまでは河村たかしの胸先三寸次第で極右政党とは思えないような変な動きをするかもしれません。むしろ、今回3議席を取って躍進し、約180万人の安定した固定支持層を全国に抱えていることを示した参政党のほうが、極右政党としてはより警戒すべきだと考えています。