この一連の投稿の4つ前の投稿で書いたとおり。
「袴田巌さんの最新無罪判決。自白調書、血痕のついた5点の衣類、ズボンの切れ端、の3つの証拠について捜査当局のねつ造を認めた判決は踏み込んでおり評価に値する。これは検察側の控訴に高い壁となるもので、裁判所として検察による控訴の選択肢をできる限り塞ぐ意図があったと見ることもできる。たんに無罪判決を出すだけならば、争われていた血痕のついた5点の衣類についてだけ証拠能力がないと判示すればよかったので、あえてそこから再審で争点にすらなっていなかった証拠まで踏み込んでねつ造との見解を示すにはそれなりの意図があったと考えるのが自然だろう」
RT: 袴田巌さんの無罪確定へ、検察が控訴断念方針 判決覆すの困難と判断:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASSB81RVYSB8UTIL009M.html