唐沢俊一氏は、著名人の訃報があると、その人物について大して知りもしないのに、御本人の生涯を総括する資格でもあるかのように、したり顔の「追悼文」を書くことを辞めず、心ある人たちから憤激を買っていたものだが、そのような真似を散々してきた故に、自分の生涯について誰かから「総括」されてしまうことに、あの世から一切文句を言えない仕儀となった。