@ottoto2017 ご意見ありがとうございます。
立候補した段階(選挙で選ばれる前の段階)で候補者について有権者にわからないことがあるのは事実ですが、わかることがあるというのもまた事実です。私が問題にしているのは常に後者です。「なすべきがゆえになしあたう」なので、できないことについて責任を問うことはしません。
たとえば、特定の政党から公認や推薦を受けて選挙に立候補するということは、その政党の執行部と面談や面接をおこなって政策協定を結んだり、そのことについて書面を交わしたりして公認や推薦を受けるわけです。
もちろん、こういった経緯については秘匿されていることでもなければ報道されていないことでもないので、有権者として一般的に知っていることが期待されているものであり、それが〈政党政治〉というものです。もしこれを一般の人が知らないなんてことになれば、そもそも公認や推薦が選挙において効果を持たないことになりますが、現実にはこのことを有権者が理解しているからこそ、政党の政策、実績、イメージ等で投票して、それが結果に反映されているわけです。