森田療法は私はそんなに忌避感はないかもです。詳しいことは知りませんが、知り合いでやっている人はいるので話は聞きます。
それよりも、内観は苦手ですね。
あれは無理。
精神分析は、多分、とても多くの人に嫌われているので、もらんさんももしかしたら悪い評判を聞いているかもと思います。決して親しみやすい方法ではない。
そして、これは個々の治療者によることになってしまいますが、同じオリエンテーションでやっていても、私から見て「あー、この人、何でそんなに「社会適応」という治療者の中の価値観(道徳観)でジャッジしちゃうんだろう?」と思う人は少なくないです。私に言わせれば、本来、そう言う治療法ではない筈なんだけどなぁ…と。
ですが、そんな私もたくさんの患者さんに嫌われています。嫌われるのがこの仕事だと思っているので仕方ないのですが、嫌った挙句にドロップアウトしてしまうと、私の力不足を痛感します。
私の考えでは、短時間で成果を上げようとすると、どうしても相手をある一定の方向に「変えよう(直そう)」という力が働くのはやむを得ない面もあるのかもとは思ってます。
精神分析はそれに比べると、気が遠くなるほど悠長ですが、その金銭的、労力的負担は大きいです。