"日本社会には、子どもを性の対象として消費するコンテンツが溢れています。幼い子どもを性的に消費することを当たり前とする社会で、加害者たちは「子どもは性的な存在である」というメッセージを受け取ります。そうした社会の価値観が、小児性犯罪者たちの認知の歪みを支えていると私は考えています。
痴漢も盗撮も小児性犯罪も、それぞれの加害者特有の認知の歪みがあります。
これらに共通するのは「No means Yes」、つまり「嫌よ嫌よも好きのうち」の考え方です。2023年の刑法改正で不同意性交等罪が創設され、「同意のない性行為は犯罪」との認識が少しずつ広まり始めているものの、「No means Yes」は日本社会に根付いてきた価値観であり、加害者の認知の歪みと地続きだと思います。"
子どもを性的に消費する社会が、「加害者の認知の歪み」を支える。小児性犯罪を防ぐには【専門家インタビュー】
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_667d0f9de4b017bda37bb855