それでつい、「やっぱこれからはネットだ!」と逸るあまり、ネットでクソをつかんでしまう。メディアに限らず、政治家や有識者と呼ばれるような人もそうです。そこは冷静に、ネットの流行りなんて碌なもんじゃないのではと、距離を置いてみた方がいいのではないでしょうか。
ネットの言説はコロナ以降特に悪化したように思われます。マスクによるツイッター買収も輪をかけました。いっそこのままツイッターはじめネットメディアがとことん劣化し、みんなが信用しなくなったら世の中がかえって良くなるんじゃないか、なんてことをつい考えたりもしています。
だからまあ結局は、ネットばっかり見てないでまとまった本でも読んだ方がいいのでは、といういつもの結論になるわけですが、私自身それほど実行できているわけでもないことは身に沁みて感じております。