→第7次懇談会の多くの委員の議論というのは、永住者の資格の取消しなんていうのはおかしいという議論だったのではないか?
平成30年9月25日(第12回)も、
・「地方自治体等からこのような御意見が出ているということは重要なことだと思うのですが、私として法務省に今後御努力をお願いしたいのは、こういう本当に具合の悪いことが起こっているというのは、本当にどのぐらい具合の悪いことが、どのくらいの規模で起きているのかということを調査していただく必要があろうかと思います。ある種のエピソードとして、こんなひどいことがありましたよというだけのエビデンスで政策を判断するというのには、やや問題が出てくるかもしれないので、とりわけ悪質なものがあるのだとしたら、それはどのぐらいあるのかということが、なかなか調べるのは難しいと思いますけれども、そういうこともやっていただく必要があろうかなと思っております。」(田中明彦座長)
→根拠になるデータも示さずに、大事な永住資格を剥奪してはなりませんというのがコンセンサス。
(続く)