なにかというと「福島で働く魅力を伝える、発信する」というのですが、そもそも、福島で働くことに魅力がないから、若い人は出ていっているわけですから、対策としては意味をなしていないと思います。
特に女性にとっては、教員や看護師といった伝統的に女性の職とされてきた職業以外は、従来型の、結婚して家に入って子育て介護家事をしながら、パート勤務、歳を取ったら孫の世話というロールモデル以外は存在しない状態ですから、そのロールモデルが成立しなくなっている現代では、将来不安から戻るにも、怖くて戻れない、というのが本当だと思います。
「内堀知事も就職する際の県外転出が顕著となっているのが特徴とし、福島で働く魅力や喜びを若い世代に伝え、Uターンの環境を整える事業を展開するとしている。」
【人口減少対策】国は将来像を示せ(5月31日)
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20240531116887