私は「産んでいない女性」なのですが、その場に自分がいたらすごく違和感を感じたと思います。
まず、選挙に勝つことを女性の「産む」と掛けていることに対して、感覚的に「きもちわるい」と感じたと思います。
なぜ、赤の他人の男性を選挙で勝たせることを、私的な「産む」いう営みと重ねられなければならないのか、そこの違和感は拭えません。
女性の候補者への応援であれば、「うむ」という表現を使っただろうか、ということまであわせて考えると、家父長制における「女=母親であり性的対象であり支配対象」という、あらゆる面で男の世話をする女性像が浮かび上がり、「きもちわるさ」に拍車がかかります。
さらに、それをしなければ「女性でない」と言われたら、「ああ、そうですか。私はお呼びではないということですね」ということで、その場で家に帰ったと思います。