いろいろな動きを見ていると、日本で主導権をとっていくのは、上っ面だけは綺麗なことはいうものの、実態は自己利益を最優先し、公益さえ私益に変えていくのに長けた人ばかりであることはよくわかりました。
原発事故後、「御用学者」という言葉がはやりましたが、あれは「御用学者」よりも「私益学者」という方が実態に即していて、公共政策まわりに張り付きながら、本来は公共に資するべき事柄をことごとくすべて「私益」に変換して、利権化していくタイプの人たちです。
学者だけでなくあらゆる業界にいますし、70代以上に顕著に多いのですが(おそらく最多区間は50代ー70代)、そういう人を見ているとそもそも「公益」「公共」の感覚じたいが備わっていないように思います。
私物化していますよね、と指摘しても、公共と私の区別がそもそもできていないので、指摘の意味自体がわからないと思います。(ゆえに、ナチュラルに「俺のものは俺のもの、お前のものは俺のもの」のジャイアンロジックを実行している)