@lematin @adachika192 @zpitschi @ChouIsamu ベトナムは発想は中国、やり方はフランス、というのが多いですね。戸籍の原簿もフランス式に家庭での保存でした。
明朝崩壊時に多くの華人が東南アジアにのがれていますが、台湾に依った鄭成功の一党は、鄭成功亡き後ベトナムのダナンに数千名単位で亡命し、フエの広南朝は彼らをメコンデルタ(カンボジア領をベトナムが侵略中だった)へ屯田兵として送りました。今でもベトナム南部は華人が多いですね。
ベトナムももともと個人IDカードがある国なので、戸籍簿廃止はぜんぜん大変ではなかったと思います。現在のIDカードには、氏名、誕生日、性別、国籍、父祖の出身地(ここに広東とか香港とか書かれてる人もいる)、「戸籍」のある地、指紋、個人識別の特徴(右目の上に2センチの傷がある、など)、発行日、有効期限が書かれています。以前のカードには民族、宗教も書かれていましたが、いまはそれは電子情報のみになっています。