事故の脳内出血で、高次脳機能障害になったので、この記事のこと、少し分かるBT
高次脳機能障害になって分かったのは、日常生活のあらゆる行動は、さまざまな機能の組み合わせでできていて、部分的に失われることがあるということ。
例えば、スマホに表示された数字6桁をPC画面に打ち込むという行動の場合…
①表示された数字を理解する(例:表記1を1と理解する)
②その数値を脳内で記憶する
③理解・記憶した数字を出力する(例:キーボードの1を押す)
という組み合わせから成り立っていて、それぞれ別の機能だから、どれかの機能ができないと、この行動全体ができなくなるけど、この行動ができない=すべての機能が失われている…ではない。
(私の場合は③全般がダメになって、意味は理解できるのに、あいうえおが書けなくなって、出力に時間が掛かるようになった)
部分的に機能が失われたとき、何が失われてるか分からなくて、感覚的には前と同じつもりだったから、訳が分からなかった。
でもたぶん、認知症でも起こるので、年老いたら多くの人が体験することなのかも。
(コロナ後遺症の人の話も似てるように思う)