いまのXでは、実際に現地を訪れた専門家の意見でさえ、「了見が狭い」とバッシングされるくらいですから、到底、当時のような使い方は無理だと思います。
これは、たんにXになってサービスが劣化した、というのが理由ではなく、2011年当時のツイッターはユーザー数が1,500万人(アクティブ利用者は670万人)で、知的好奇心が強く創意工夫を行うことが好きなアーリーアダプター層に近いユーザーが多かったということも大きいと思います。
ユーザー数が増えるにしたがって、情報を消費するだけの受け身のユーザーが増えるのは当然で、それが、Twitterのアテンション・エコノミー文化とあいまって、受け身の文化を増幅させていったのだと思います。
こうした点からも、Xは、2011年当時とは、まったく別のメカニズムで動いている、と認識した方がいいと思います。