東日本大震災時に、Twitterが役立った理由ですが、発災直後ではなく、復興段階の局面で、現地で実際に体を動かしている人と、外から実際に被災地を訪れ、あるいは、被災地外で体と頭を動かして支援する人たちの情報交換が行え、協力関係を構築できた、という点に尽きると思います。
体も頭も動かす人たちどうしがつながれば、現実に役立つ動きも可能となります。
直接に現地のニーズを踏まえますから、見当違いの動きにもなりにくいです。
私が当初行った「福島のエートス」の活動は、まさにそのおかげで成立したものでした。
現在のXにおけるありかたのように、外から野次馬で眺めている人たちがあれこれ自分の見解を披露するだけでは、なんの役にも立たない、というのは言い過ぎではないと思います。