M7・6は能登半島で過去最大、「海側に延びるの断層が100キロずれた」…活動収束の見通し立たず : 読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/science/20240102-OYT1T50058/
2024/01/02 14:49
石川県能登地方では2020年12月から揺れを感じる地震が600回以上発生し、昨年5月には、最大震度6強を観測したマグニチュード(M)6・5の地震が起きた。今回のM7・6は気象庁の統計がある1885年以降、同地方では最大だ。
従来の震源は、能登半島先端部の北東~南西約30キロ・メートルに集中していたが、1日夕以降は130キロ・メートル程度の広い範囲に拡大した。東北大の遠田晋次教授(地震学)は「海側に延びる断層が長さ100キロ・メートル程度にわたってずれ動いた」とみている。断層が広範囲に破壊された影響で、その後の地震活動が活発化した可能性がある…