たまたま、性格に難のある王様になった芸人がめちゃくちゃな人権蹂躙や性加害をおこなったのではなく、日本の笑いや芸能の土壌は、ハラスメント文化を前提として成立しており、強者が弱者をなぶりものにすることを悪いことと思わない、むしろ当然であるとみなす、そういう業界なのではないでしょうか。
だから、昔からお正月の時期のお笑い芸人が占有するテレビ番組は、苦痛でしかないんですよね。
一年で最も嫌いな時期が「年末年始」と、知人と意見が一致して盛り上がったのですが、その理由のひとつは、ハラスメント芸で公共の電波を占拠された映像を延々と見せられる、ということもあります。