ボトルメールとは、1997年からリクルートが提供したコミュニケーションサービス、および同社が開発した電子メールクライアントである。2006年にサイバーエージェントがブログパーツとしてもサービスを開始した。
「メールソフト」と位置付けられたシェアウェアが提供されたが、メールは利用ユーザー間のみ送ることができ、一般的な電子メールを送受信することはできない。
名称は、現実世界での行為 message in a bottle(メッセージ・イン・ア・ボトル) に由来している。。なお、「ボトルメール」および「bottle mail」は、後に開発・運営を引き継いだ情報建築の登録商標である。
歴史
リクルートによる開発
開発と運営は、リクルートのメディアデザインセンター(MDC)の永井義人らが行った。1997年6月16日に、同社からWindows 95用のシェアウェアとして初版リリースされ、
1999年10月25日にv2.0がリリースされた。
2001年7月3日には試験的にiモード版がリリースされた。
2002年1月22日、リクルートは事業集約に伴い同サービスを終了すると発表、3月25日に正式にサービスを終了した。
情報建築による開発
2002年4月23日、開発者の永井義人らによってサービスが再開されることが発表されると同時に、登録商標やシステムその他のリソースを、リクルートから実質買収したことが明らかになった。
7月16日にぷららのユーザーは無料で利用できることが決定し、
9月16日、永井義人が設立した情報建築によってボトルメール3としてサービスがスタートした。
2004年9月21日に情報建築は、ボトルメールを騙った迷惑メールが流行しているとして注意を呼び掛けた…