ちなみにその答えは「本が好き!!みたいなわけではない人は、知っている本が1冊もない(と感じてしまう)本屋からはすぐに出ていってしまうから=文庫にはいわゆる「定番本」がたくさんあり、本をたくさん読んでいるわけではない人でも知っている本が必ずあるし、仮に売れなくて棚に残りつづけていても安価なので仕入れロスの痛みが少ないから」です。梨木香歩の『西の魔女が死んだ』とか夏目漱石の『こゝろ』とか、なんだかんだみんな知ってるんですよね。そして夏になると実際に売れる。夏休みの課題図書的なあれを思い出すんでしょうね。