わたしが問題だと思っているのは「イスラエルに対する批判は反ユダヤ主義なのかという議論があるが、ユダヤ人を一枚岩的な集団と捉えて、イスラエルの政策をユダヤ人全体の責任に帰したり、ユダヤ人が国を持つ権利を否定したり、イスラエルによるパレスチナ人の扱いをナチのユダヤ人に対するそれと同一視したりすることは、反ユダヤ主義であると見なされている。」というくだりの一部。
このなかの「ユダヤ人が国を持つ権利を否定したり、イスラエルによるパレスチナ人の扱いをナチのユダヤ人に対するそれと同一視したりすること」という言い方は、BDS運動のようなイスラエルのパレスチナ占領政策への批判に対し、それが「反ユダヤ主義」であると攻撃する際に特に持ち出されるという点について説明が省かれていると思う。(脚注でいいからほしい…)