それで、1948年の第一次中東戦争(イスラエル独立戦争)のときの土地・家屋収奪事件のパレスチナ側での呼び名が「ナクバ」。そもそも、この問題が解決しなかったら何も解決しない。
「1948年、イスラエル建国にともなって、パレスチナの人々のほとんどが、家、土地から強制的に追い出され財産を失いました。「ナクバ」とは「大惨事」を意味します。ナクバでは、シオニストの民兵によって531のパレスチナ人の村が地図から消され、70以上の虐殺が行われた結果1947年から1949年の間に15,000人以上のパレスチナ人が死亡しました。それ以来、故郷の村や町、都市に戻る権利を否定された結果、パレスチナ人の約80万人が難民となり、土地に残った人の4分の1が国内避難民となりました」
https://www.ywca.or.jp/kaze/jainewsletter-nakuba2023/