マンチェスターのバス、86年にネオリベによって民営化される前は、年間355百万本運行してたのが、 規制緩和後どんどん減っていて、2019年には182百万本になってたのを、もう一度公営にして本数を増やすらしい。
イギリスで唯一規制緩和しなかったロンドンは、同時期に運行本数が倍増しているらしく、一度民営化されたものを公営に戻すのはマンチェスターが初とのこと。
運賃は去年からすでに上限が導入されてて、1回乗車あたり大人最大2ポンド、子供1ポンド。まずは50台の二階建て電動バスを導入し、その後2027年までに500台に増やす計画。
ちなみに、この電動バスには車椅子用のスペースが2箇所と、ノイズのない音声を補聴器に直接飛ばすシステム(induction hearing loop)と、音声と視覚情報の両方で運行状況を知らせるシステムと、滑り止め加工された床が装備されていて、電化によって110万トンのCO2を削減し、2032年までに排ガスゼロにする予定らしい。
“Locally controlled buses return to Greater Manchester after 37 years”
https://www.bbc.co.uk/news/uk-england-manchester-66901355