中国軍ハッカー、日本政府の防衛機密情報網に侵入か 米紙報道:朝日新聞デジタル https://asahi.com/articles/ASR882RWYR88UHBI005.html
ハッキングでは日本の防衛計画や能力、自衛隊の弱点の評価などあらゆる情報が狙われていたといい、元米軍関係者はハッキングについて、「衝撃的なほどひどいものだった」と指摘したという。
米当局者は同紙に、「日本側は、この問題がただ過ぎ去ることを望んでいるようだった」と指摘。日本側が本格的な対応を速やかに取らなかった可能性を示唆した。21年1月にバイデン政権が発足したが、その間も中国による日本へのハッキングは続き、米当局者は「問題が悪化している」と感じたという。
日本はサイバーセキュリティー対策の強化を図ってきたが、中国の攻撃を防ぐには依然として十分でないとみられている。同紙は、オースティン米国防長官が日本側に「日本のネットワークの安全性が強化されなければ、高度な軍事作戦のためのデータ共有の強化が遅れる可能性がある」と示唆した、とも伝えている。