私はむしろ「Withコロナ」になぞらえ、この国でいわゆる楽観性バイアスの感じを生み出そうとしているように思えます。その造語を使うことで、戦争をそんなに毛嫌いしないで、もっと身近にしたい意図さえ感じています。それは広告文の作成手法により生成されたのかもしれません。
何より、富国(←一部の)強兵へとあからさまに舵取りを始めた、「報道」の一環と思っています。メディアを占拠することに成功した、政府自身の「広報」と考えています。
なお「Withコロナ」という言葉は、報道機関が任意で流布していたとばかり思っていました。知らなかったのですが、内閣官房や厚生労働省などの公式サイトだけでなく、経済産業省のサイトでも2021年3月にはもう使われています。