もとより、ある畏友の先生の言葉を借りれば、歴史修正主義者に必要なものは議論ではなくカウンセリングであり、議論しても当人の認識を改めさせることは望めません。むしろ下手に議論することは、論ずるに値しない歴史修正主義者の妄説が、歴史学上の学説と対等な説であるかのように見せかねません。
あいも変わらず、文字通り十年一日で繰り返される、「日本は植民地でいいこともした!鉄道敷いた!」という妄言については、数年前にブログでまとめておきましたので、そちらをご参照ください。植民地に鉄道建設するのはビジネスチャンスであり、慈善事業ではないのです。