他にもフロマンと甘利明のTPP交渉をカッコよく描くなど全体を通して「TPP」「TPP11」という「新自由主義」に基づく「構造改革」を良きこととして描いたり、「ふるさと納税」のおかげで福島の米農家が復活したりと安倍政権の「功績」を描く描写が続きお腹いっぱいw
ただ、本当に腹が立ったのは野党の扱い。上でも書いたけど「集団的自衛権行使容認」に反対する民主党の描き方もそうだし、何より酷かったのがp158。
東京都議選で自民党が惨敗した後のコマで「この機運の中 野党は安倍政権の強引な運営への批判を強めていく」という説明と共に描かれてる絵は安倍晋三が予算委員会の答弁に立っている中で野党議員が「モリカケ!! モリカケ!! モリカケ!! モリカケ!! そんなことよりモリカケ!!」とヤジを飛ばすというありえないもの。これはネトウヨが野党を揶揄するときに言っていることまんまで、この巻の監修者である五百旗頭薫の野党に対する嫌悪感がこれでもかと滲み出ていて本当に吐き気がした。
この漫画を読んだ子供は「野党は無意味に反対だけをして国の足を引っ張る存在」と「学習」するんじゃない?「普通の日本人」養成漫画だよコレ。
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そば屋の側のうどん屋(あお) (udonya_no_soba@toot.blue)'s status on Saturday, 18-Mar-2023 09:26:35 JSTそば屋の側のうどん屋(あお)