『ネコぱら』(英語: NEKOPARA)は、さよりが代表を務めるNEKO WORKs制作の美少女アドベンチャーゲームである。
擬人化された猫がヒロインのハートフルコメディ。E-moteシステムを採用しており、キャラクターがアニメーションのように動くのが特徴。日本語、英語、中国語の3ヶ国語に対応している。2014年12月30日からSteamで配信されている。2016年12月29日にアニメ化プロジェクトが開始され、クラウドファンディングで資金を募った所42分で目標額10万ドルに到達した。
シリーズ累計の売上本数は2017年10月時点で170万本以上で、売上の9割は日本国外(主に北米と中国)からの購入であると発表されている。2021年11月29日時点では500万本を突破している。Steam版発売当時、Steamの運営元であるValve Corporationは性表現を含むゲームの販売を禁じていたが、外部で性表現を含むパッチを配布することを禁止してはいなかった。このため、Steamで配信されている『ネコぱら』シリーズには性表現は含まれておらず、Steam版『ネコぱら』をアダルトゲームとしてプレイする場合は、NEKO WORKsの公式通販サイトから有料でパッチを購入する必要がある。
また、登場人物たちの日常をつづったVol.0および、前日譚であるExtraは全年齢向けとなっており、性表現を追加するためのパッチは存在しない。
あらすじ
vol.1 ソレイユ開店しました!
主人公・水無月嘉祥は、実家を離れ、ケーキ屋『ラ・ソレイユ』を開店する準備をしていた。実家から送られてきた荷物を確認したところ、実家で飼育していた人型ネコのショコラとバニラが入っていた。二匹を追い返そうとしたが、彼女たちからの嘆願を受け、嘉祥は二匹を手元に置くことにした。
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