四月五日(水)
新聞が印度作戰について書きたてている。相変らず「至妙なる作戰」と謳っている。軍部の連中は朝から晩まで讃められていないと、一日が過ごせないのである。が、印度作戰は大きな政策から見ると、悲しむべき結果を生ずることは明瞭である。かりにインパールをとったらどうするというのだ。それ以上は進めず、さればとて退けぬ。戰局の釘づけなのである。そして、犠牲は非常に多いであろう。
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yakumi_kienai@fedibird.com's status on Friday, 06-Jan-2023 15:51:03 JST yakumi_kienai