一月二十二日(土)
読売に風邪もユダヤ人の謀略であるという記事がのっている。それは秋田重季子爵の談だが、それには、「私の担当はユダヤの医学講演で、ユダヤ人医師は次から次へと病気をつくって、世界にバラまいている。こんどのイギリス風邪とか、チャーチル風邪も、ユダヤの製造に相違なく、彼らは現在借家人のくせに、大家の米英も毒殺し、あわせて世界中をやっつけてユダヤの天下を築こうという魂胆だ。これを断固として叩きつぶすのは、日本人の強さあるのみである」という。噴飯ものだが、これが現代日本の知的標準である。
太田三郎氏(外務省課長)から「ピース・アンド・ワー」を送ってもらう。「極祕」とある。なぜ極祕か。国民に対する不信任か。自己の政策に対し自信がないからか。それとも若い官吏たちが面白半分にやっているのか。
これに対する來栖三郎氏の批評を読む。やはり傑出した頭脳である。
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