余談だが、「源義経=チンギスハン説」は、江戸時代のホラ吹きトンデモおじさんAがでっちあげた偽書を元ネタに、明治時代のホラ吹きトンデモおじさんBがイギリス人になりすまして論文を書き、大正時代のホラ吹きトンデモおじさんCがその論文の内容を逆輸入する形で引用して日本に紹介するという壮大な元ネタロンダリングの結果、大正時代に大バズりして一般によく知られるようになったらしい。
このへんの、大昔のデマが一旦海外などを経る形で箔付けされたり伝言ゲーム的に話が盛られたりして時代を越えて拡散される感じなど、どうしても昨今のビジウヨ言論人がよくやるデマ宣伝の手口と通じるものがあるように思えて興味深い。