この本、ニコニコ共栄圏のくだりは正直「?」なところもあったけど、1940年から終戦までの間、今も一部のネット民にサヨクメディア扱いされているものもふくめた媒体や出版社、広告会社、コンテンツ制作者、アーティストなどが一丸となって表現活動を献納し(当然それに反した少数派もいたが)、「戦時下にあるべき国民の姿」を示し、翼賛体制礼賛や戦争賛美、さらには国民間の相互監視を促したこと、それがある程度の成功を収めたこと、何よりそれらに加担した人々や企業の多くが戦後も各業界で影響力を持ち続けていたことが豊富な資料とともに示されている。
『大政翼賛会のメディアミックス:「翼賛一家」と参加するファシズム』
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高橋ミレイ (mikeneko301_2022@mstdn.jp)'s status on Saturday, 10-Dec-2022 00:57:47 JST高橋ミレイ