そういうわけで、植民地への鉄道投資は、本国にとってビジネスチャンスなのです。鉄道の収益は本国を潤し、また鉄道による交通の整備は、植民地の治安維持(=独立運動抑圧)にも貢献します。「植民地に鉄道を建設してやった」という発想は、誤りといって差し支えありません。