@Erscheinung41
合っていると思います。
私自身も今まで金本位制は本来の姿だがそれが出来なくなってきたから仕方なく管理通貨制度になっていると思っていましたが、考えてみたら「金に価値がある」という考え自体疑う必要がありますね。
世界にある物品の価値の総額に比べて地上に現存する金の価値はあまりに少ないですから(18万t * 1000 * 1000 * 8500 = 1530兆円、日本人の預金量以下しかない)価値を貯蔵する手段として金は使えません。
じゃあ全世界の物品の価値に合わせて金の値段を上げるか、となるとそれはもはや金自体の価値ではなく紙に刷った紙幣の価値と同様、約束ごととしての価値に過ぎなくなります。
金の値段と工業的な価値の比、すなわちコストパフォーマンスが他のレアメタルと比べてバランスが取れているのかも気になります。まあ取れてないんでしょうけど。