でもさー
英語アカウント(@YoWatShiinaEsq)で話していたのですが、
1. 下院は共和党多数なのでこれから2年は「ねじれた」態勢、すなわち立法府(の少なくとも半分)と行政府が異なる政党に属する状態となり、超党派以外の立法がしづらくなる。
一方、
2. 上院が51 v. 49になったので、上院が肝である司法府任命は楽々
米国では、州裁判所の人事は選挙ですが、連邦裁判所の人事は大統領推薦→上院承認なので、これは大きいです。最高裁だけの問題では全然ありません。最高裁で取り上げる案件は限られていますから、連邦地裁・控訴裁人事はすごく大事だし、未任命の空きが多いのです。
という部分はあります。実は、
- オバマ大統領時代に任命できた人数に対し、トランプ時代はそれを上回る勢いでガンガン任命した(これはトランプの功績ではなく共和党の戦略です)
- バイデン大統領、地道に頑張ってガンガン任命してる
という文脈もあり。なのでその点はいいことです。連邦裁判所人事は将来の最高裁推薦人事になりますし。