@marizo この人は、百田尚樹さんが、全て「自分で書いた」ことを前提に評価しているのですが、その前に、おいおい本当に本人が書いたのかよ、と疑問は持たなかったのか気になりました。
『―――本書では、百田氏はイデオロギーが「着脱可能」、つまり小説ではそれを平気で捨て去ると指摘しています。
石戸 それができるのが百田さんの強いところなのだと思います。百田さんに批判的な人が、彼の最近の小説『夏の騎士』を読んだら驚くと思います。リベラルでフェミニスト的な考え方の人物が出てくるし、差別や偏見に立ち向かう人物も出てくる。
それは一見すると百田さんがふだん言っていることとつながらないように思える。だけれども彼の中ではそこに矛盾はない。そうしたほうが面白さや読み応えがあると思っているから、そうした人物を書いているわけです。』