丸山真男や橋川文三は、日本には市民革命がなかった、下からの大衆的ファシズム運動すらもなかった、ゆえに下からの政治変革を暗殺やクーデターとしてしかイメージできない、変革は国家と資本による上からのなし崩しの統制(上からのコーポラティズム)として生じる、云々、というようなアポリアと格闘したと思うけど、日本のエンタメをみるとそのことがよくわかる。