そこで広東語を守りたい、という心ある皆さんひとりひとりに次のことをお願いしたい:
1. 文字入力に広東語ピンイン(中文発音をアルファベタイズした記号)を使う。潜在的な広東語の社会的地位を強化し、マンダリンに浸食させるようなことがあってはならない。言語の保護を自分の脳内から始めるのだ。
2. 日常生活で出来るだけ広東語を一言目に使うこと。口を開くときはまず広東語。そうすれば(その場にいる広東語を解する人たちがそれを耳にするので)潜在的な広東語話者をその場で見つけられる。外出時にマンダリンでものを言えば周囲の人々は必ずマンダリンで応えるだろうし、それは広東語環境をまた一段階狭めることになってしまう。もし彼らが広東語を解さなければもう一度一から話し直しても損は無いだろう。