こんな本もエスペラント訳されているよシリーズ
J・R・R・トールキン「指輪物語」
エスペラント版はソフトカバーの上中下巻の三巻もの。昨日紹介した「ホビット-ゆきてかえりし物語」と同じ出版社セゾーノィの世界文学シリーズ。これは上巻の「旅の仲間たち」だけど、中巻「ふたつの塔」、下巻「王の帰還」も上巻と同作家による抽象画が表紙絵として使われている(旧版の紺色布地に金の箔押しハードカバー版を探しています)
これも日本語でも何度か読んだけどエスペラントでも再読していろいろな発見があった
例えば、日本語版ではビルボの誕生日は「百十一歳の誕生日」となっているんだけど、エスペラント版では dekunu-unuan(十一・一回目の)となっている(実はまずここで躓いた)。これはどうやらトールキンの原文 eleventy-first birthday を直訳したもののようなんだけどどうなのかな。映画版では one hundred and eleventh birthday と言っているみたいだけどそのすぐ後に eleventy-one years とは言っている