シンガポールは昨年、世界に先駆けてUberのようなプラットフォームで働くすべてのギグワーカーを労働者として包摂する法改正を行った。
直雇用を前提とさせるとともに、日本もこれに倣うべきなのでは。
https://www.jil.go.jp/kokunai/mm/kiji/20240920b.html
シンガポールは昨年、世界に先駆けてUberのようなプラットフォームで働くすべてのギグワーカーを労働者として包摂する法改正を行った。
直雇用を前提とさせるとともに、日本もこれに倣うべきなのでは。
https://www.jil.go.jp/kokunai/mm/kiji/20240920b.html
とにかく老後が不安なので正社員だけ本業の休暇の日にはタイミーで働くことがあるという人、実際にいるということが最近わかったんですよね。知人周りにいた。
話を聞くと、直雇用のアルバイトが定着しないだろうなという過酷な労働安全衛生の現場で働き、体調不良になったこともあるとか。
環境は改善しないまま労働者を使い潰してなんとか店を営業するみたいな環境に寄与しちゃってるんですよね。マジでどうにかしろよ。年金返せ💢
アメリカでは労組結成のためその職場で働く労働者の30%の署名を集め、それを以てようやく組合結成賛否の投票が行われるという仕組み(他にも方法はあるらしいけどこれが基本でしょう)らしい。
この結成経緯を間近で見ることができるドキュメンタリー映像は私の知る限りこのようなものがある。
・『アメリカン・ファクトリー』(2019)
https://www.netflix.com/jp/Title/81090071
・『Union』(2024)
https://www.sundance.org/blogs/union-story-of-amazon-labor-union-gives-hope-to-ordinary-workers/
前者は寂れた地域で外国資本の工場経営が始まるという地元感のあるケース。おそらく労働者の入れ替わりは比較的少ない。
後者のケースであるAmazon倉庫では、期間工を次々に入れ替えるという悪辣な手法が取られており、このために署名集めから難航するもののついに労組結成を成功させたという驚くべき例だったが、同じ事が何度も可能とは思えない。
https://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2022/04/usa_03.html
ビザに制限される移民労働者、「次々に環境を変えればよい(変えるしかない)」という条件で労働する日雇い労働者やギグワーカーの脆弱性を無視し、切り捨てる社会はクソ。
シンガポール政府が公開している法案条文
https://sso.agc.gov.sg/Bills-Supp/26-2024/Published/20240806?DocDate=20240806
記事冒頭で紹介されたドキュメンタリー映像のトレイラーはこちら。レイバーネット映画祭で上映してほしい!!!
https://m.youtube.com/watch?v=vaKhgzGe5EE
サブウェイ好きだし野菜を倍量にしてくれるワーカーに毎回感謝しているので労働者としてしっかり権益を守られてほしい。
https://news.mynavi.jp/article/20250411-3181058/
もちろん私の好みにビタイチ合致しない店の労働者も全て権益を保護されてほしい。
前mastodonにも投稿したやつをFacebookから転載する👇
言わずと知れたUber、スキマバイトやタイミーなど、労働者の権利を手放す代償のように「働きやすさ」、「自由さ」を得るという ギグワークは日本のみならず世界中で、中華圏でももちろん普及しています。
この「働きやすさ」、労働運動で勝ち取りたかったです😇
世代によっては使ったことない人の方が多いと思います。私は96年生まれで何度か使ったことありますし、私より若い人は今もっと使ってますね。
このような背景があり、ギグワーカーの権利どうするのという問題はある程度普遍的な課題だったのだと思うのですが、今年8月にはシンガポールでこの課題に対応する新労働法が成立していたそうで、それに注目する中文記事が11月に公開されていました。
掲載メディアは中国国内の体制内だけどリベラル派として知られてきた『南方周末』。以前編集部が鎮圧される以前はすごく攻めてると言われた国内メディアでした。
この法律は2025年1月1日から施行される。
https://www.infzm.com/wap/?from=nfzmwx#/content/281295
ここで言われる「プラットフォームエコノミー」というのは企業が用意するプラットフォームに基づき労働力やサービス(ギグワーク)の提供を仲介するというものでUberとかAirbnb、Amazonもそうらしいけどとりあえずここでは出前配達員としてギグワークに従事する労働者に着目された作品から話が進んでシンガポールで今年8月に制定された新たな労働法が紹介されています。
私はもともとのシンガポールの労働法や現場の様子などは一切知らないので日本でどのくらい参考にできるかもよくわからず、ただちょっと面白い記事を見つけてそんな動きがあったんだということを知ったので投稿しておく。
どの程度評価できるものなんでしょう🧐
そろそろ実際運用されてしばらく経つのでフィードバックを調べてもいいのかなと思います。
記事の冒頭だけ翻訳してみました。内容は大体わかると思います。あまり長い記事ではないので、機械翻訳で全文を読むのもいいと思う。
「三年前、シンガポールの大学生ムハンマド・ルザール・マルワジ(Muhammad Ruzhael Marwazi)は『Kejar』(マレー語で「追いかける」という意味)という短編映画で、ある若い出前ライダーが出前注文を「追いかける」1日を撮影した。映画が完成した後、ciNE65短編コンペティションの審査員と当時のシンガポール首相李顕龍、そして彼が率いるシンガポールの民衆にも感動を与えた。
3年後、黄循財が指揮するシンガポール政府は『プラットフォーム労働者法案』(The Platform Workers Bill)という法律を制定した。この法案によると出前ライダー、宅配員、ネット配車ドライバーなどのプラットフォームエコノミーで働く労働者は、労災補償、中央積立金、団体交渉権など、他の労働者と同様の権益を享受できる。そのため、シンガポールは世界で初めてプラットフォーム労働者(ギグワーカー)の権益を保護する立法国家の一つとなった。」
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