ゾッとした話。仲の良い友人がいる。大変な才媛で高校時代の自分の知的目標でもあった。彼女に刺激されて読書量も跳ね上がった。様々な思想や哲学を2人で話した。自由主義、独裁国家、男性支配、構造主義、文民統制、話題は尽きなかった。充実した高校生活を送れたのは彼女のおかげだ。大学を経て互いに遠方へ飛び、電話で話すことが多くなり今に至る。
ところが、だ。忙しさにかまけて半年ほど連絡をしないでいるうちに彼女は夫氏との間に問題が勃発し専業主婦でもあったことから社会的に孤立してしまったようだ。そしてその孤独を慰めるためにYoutubeに頼ってしまった。
久しぶりに電話したその会話で"移民になめられる""移民には厳罰化が必要""クルド人を許さない"などの言葉が頻出する。"なめられないために違法行為をした移民は即刻国外退去させるべき。彼らは市民じゃない"と。
あの頭脳をもってしても洗脳に抗えないのか。心底震え上がった。
Youtubeをただ漫然と見てはいけない。目的を持って実務的な情報を得るためのツールにしないと。Youtubeは毒だよ。用法用量を間違えてはいけない。
Conversation
Notices
-
Embed this notice
SALA (salaii@mstdn.jp)'s status on Friday, 24-Jan-2025 10:32:58 JST SALA
- わきまえないナニカのぴっち 삧치 ∀🌻, Erscheinung48 and るまたん repeated this.
-
Embed this notice
SALA (salaii@mstdn.jp)'s status on Friday, 24-Jan-2025 12:49:53 JST SALA
クルド人については徹底的に反論した。どれだけ語気強く詰められても頑として否定し続けた。あれは作られた差別だ。意図的に作り上げられ差別という娯楽の対象にされた人々だ。「私はその差別に加担しない。差別を楽しむ加害者の輪には加わらない」と言い「差別加害を楽しむために被差別者を選ぶ、そんなことを許していいのか?そんな日本人でいいのか?」と言い続けた。お花畑だと言われようが性善説だと言われようが譲らなかった。言ってはなんだが彼女の言説は全てどこかで仕入れて来たもので、自分がそれを聞くのは既に数度目、新しいことなど一つもない手垢のついた差別理由でしかない。「随分踊るじゃないか。フランス革命時にデマに踊らされて荒唐無稽な陰謀論に終始した無学な庶民のようだね。君は靴屋のシモンか?恥晒しのエベールか?悪いが彼らを見るような気持ちで君を見ている」そう言ったらさすがに沈黙した。
傷ついたかもしれない。が、彼女には戻ってもらいたい。洗脳を解くことはすぐにはできないだろうが地道にこまめに話を続けて行くつもりだ。友人だもんな。
なんにせよYoutubeには要注意だ。気軽に見るもんじゃない。