IGでラファのテント郡を模した画像が拡散されています。(参考①: https://www.instagram.com/p/C7hEPgwvo_8/?igsh=cmkwOXBhYnc1cGk0)
私は#AllEyesOnRafah の声が大きくなることを支持します。
しかし、ラファのテント郡の実状はこうです。(参考②: https://apnews.com/article/israel-gaza-war-hamas-evacuation-rafah-satellite-1889ea03d0eb7cd7590eebdf448b291a?utm_source=copy&utm_medium=share)
今、セレブ/インフルエンサーたちがIGでシェアし始めた画像(①)は、AI制作のもので、絵的な見栄えはするかもしれないですが、実際(②)とかけ離れたものです。
この画像のシェアを流行らせたのはセレブ/インフルエンサーという、資本家/富裕層たちです。
かれらは、AIによる不正確な画像ではなく、寄付先や支援先の情報をシェアし、それを流行らせることもできたのに、自分のプラットフォームとリソースをそれには使わなかったということです。
1/2
Conversation
Notices
-
Embed this notice
Ubu (ubuhanabusa@fedibird.com)'s status on Wednesday, 29-May-2024 20:06:00 JST Ubu - pica.pica repeated this.
-
Embed this notice
Ubu (ubuhanabusa@fedibird.com)'s status on Wednesday, 29-May-2024 20:12:21 JST Ubu この画像ムーブメントは、セレブ/インフルエンサーという、資本家/富裕層の大人たちよって作られた側面があります。
これは「スラックティビズム(Slacktivism)」と呼ばれるもので、批判的な視点が必要です。ガザの事実より、AI画像の方がシェアされている状況は打破しなければならないです。
私のこうした発言はオンライン運動の盛り上がりに水を差すことになるかもしれません。しかしオンライン運動だからこそ、不正確な情報を拡散することや、当事者たちの助けにならず参加者の自己満足で終わってしまうことは避けるべき(参加している人も避けたいはず)です。
特定の画像(不正確なAI画像)をシェアする流行として終わらせるのではなく、これが運動・連帯であるなら(あるいはそのキッカケとして機能することを信じるなら)ば、社会的に実益のある実践もセットで行う必要があります。
ガザの事実を捉えた写真や映像はすでに溢れています。シェアする際は、できれば事実に基づく情報もセットでシェアしてください。
連帯を表明するときは上記のAI画像だけでなく、ボイコット情報・寄付先・支援先・ニュース・現地の当事者による発信などもシェアしてください。
✊🏼#AllEyesOnRafah 2/2In conversation permalink pica.pica repeated this. -
Embed this notice
Ubu (ubuhanabusa@fedibird.com)'s status on Wednesday, 29-May-2024 20:12:21 JST Ubu 現に、ラファのためのハッシュタグ #AllEyesOnRafah が、このAI画像で埋め尽くされはじめています。検索結果でもこのAI画像がかなりの割合を占めています。
事実に即したニュースや当事者たちによる投稿、運動や連帯に必要な情報ではなく、AI画像に占拠されているのです。
この状況はよくないです。1枚の不正確なAI画像をシェアするブームに乗るのをやめて、ガザ/ラファの事実を一つでも多くシェアし、ガザ/ラファの事実を反映した投稿に反応する必要があります。BLM運動やSpopAsianHate運動が勢い付きはじめたときも、無視できない段階になるとそれまで黙っていたセレブ/インフルエンサーたちが同じように画像を大量シェアし始めました。そのときは黒一色や青一色の、限りなく無情報の画像でした。
連帯の意思表示がムーブメントになったことは喜ばしいことです。しかし、デモの告知やアクションの呼びかけなどの情報が、こうした画像に押し流され、当事者の情報収集や運動そのものが一時的に停滞してしまったのも事実です。
無意味な画像にハッシュタグを付けるのをやめようという呼びかけさえ起こりました。
今また同じことが起きています。何をどう拡散するか、オンラインアクションする際は皆で気をつけていきましょう。In conversation permalink