いちばん楽しかったのは、冬場、仕入れた中古の石油ストーブを整備する仕事だった。
これはもう駄目だろうと見えるストーブでも、綺麗に掃除をして、燃焼芯や点火ヒーターを新品に替えると、もちろん新品同様とは行かないけれど、十分に売り物になる程度にまで再生します。神戸の長田に石油ストーブの部品を扱う店があって、かなり特殊な替え芯でも買うことが出来て有り難かった。
アラジンのブルー・ヒーターは、やっぱり、良いなあと思った。特に、耐震自動消火機構が付く前のモデルが良い。何とも言えず、かっこ良い。
数としては日本製の反射型石油ストーブの方が多かった。実際に使う場合は、アラジンのような対流型よりも実用的だと思うが、記憶に残るようなかっこ良いものは無かった。
石油ファンヒータ? あんなものは、湯も沸かせない、うるさいだけの屑です。