(時時刻刻)出力制御、嘆く再エネ業者 減収、倒産の恐れも「はしご外された」:朝日新聞デジタル https://asahi.com/articles/DA3S15860664.html
出力制御がこれ以上増えれば、売電収入が建設時の借入金返済額を下回る事態も想定される。業界では「出力制御倒産」が広がるおそれもうわさされているという。
太陽光や風力を止められると、再エネ事業者は減収の直撃を受けるが、大手電力はあまり影響を受けない、という構図もある。「より再エネを優先する政策に転換してほしい」「燃料代がタダの太陽光をどんどん捨てて、本当に電気代を安くできるのか」。再エネ事業者からは、不満と不信の声が相次いでいる。
法政大の高橋洋教授「太陽光や風力は燃料代ゼロの安い電源。なるべく多く使うのが社会全体として合理的だ。蓄電池導入や送電網増強は、もっと速く大規模にやった方がよい。『マイナス価格』も経済的に制御量を減らせる。もっと切迫感を持って、設備とルールの両面で対策をより加速しないといけない」