昨年11月、極右政党AfDの政治家、保守政党CDUの右派、オーストリアを拠点にドイツでも勢力を持つネオナチらが極秘の会議を行った。そこで提案されたのは「新・ヴァンゼー会議(Wannseekonferenz 2.0)」などと言われるほど、ナチスを思わせる人種差別主義的「移民を追い出す(Remigration)」計画。
会議の情報をつかみ潜入、リサーチを行ったドイツの研究センターCorrectivが入念な調査と参加者への質問などを行ったのち情報公開。ドイツ中で大きな話題となっている。
その内容は"ドイツ人"として身分証明書を持っていようといまいと、人種差別的な基準でドイツから追放できるようにするというもの。北アフリカにモデル国家を建設、"移民"や難民を追いやり、トレーニングや教育を行う、などはナチスが考えた、ユダヤ人のマダガスカル島強制送還を思わせると。
もちろん、これらの計画はドイツの現在の法律下では実行不可能であるが、いま多くの州で最も支持を得ている政党が関わっているという事実を忘れてはならない。 #本日気になったドイツニュース
https://correctiv.org/aktuelles/neue-rechte/2024/01/10/geheimplan-remigration-vertreibung-afd-rechtsextreme-november-treffen/
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berlinbau@mstdn.jp's status on Friday, 12-Jan-2024 15:23:54 JST berlinbau - pica.pica repeated this.
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berlinbau@mstdn.jp's status on Friday, 12-Jan-2024 15:24:21 JST berlinbau オーストリアを拠点にドイツでも勢力を持つネオナチ、アイデンティタリアン運動を率いるマーティン・セルナーともう一人は暴力部隊担当と言ったところか。セルナーは「外国人がここに住んでいるというだけではない。彼らはここで選挙に参加している」ので、移民に優しい政党が選ばれてしまうのでと表現している。彼らにとってどういう"ドイツ人"がドイツ人なのか、というのが見えてくる。移民第一世代、第二世代、第3世代など。二重国籍を持つ人も全て非国民扱いである。
CDUは前首相メルケルのキリスト教保守政党だが、今は野党で、政治的権力を取り戻すべく、現政権を叩きたいあまりなのか、極右とほぼ変わらない(もしくはより酷い)発言を繰り返している。
CDU内でも最も右翼的な、Werteunionは独立して政党を作るとも言われている。元連邦憲法擁護庁長官のハンス=ゲオルク・マーセンはかなりの人種差別主義者だ。選挙で極右政党(彼らによれば愛国的な権力)が勝利を収めた後も世論の空気をどう反移民に持っていくか、民主主義を弱めるにはどうすべきか、などインフルエンサーの利用はプロパガンダ計画も語られたようだ。In conversation permalink pica.pica repeated this. -
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berlinbau@mstdn.jp's status on Friday, 12-Jan-2024 15:25:08 JST berlinbau 恐ろしいのは、ネオナチや極右が集まってるだけでなく資金源となる人たちもこの会議に参加していることで。
しかし、個人的に思うのは、AfDに近いことで危険視されている、デジデリウス・エラスムス財団の関係者とか、「ドイツ言語を守る会」とかいるらしいのに、マスタープランは英語でいいんだ、というね・・ネオナチなら全部ドイツ語にしろい!(と、揚げ足も取りたくなるってものである。
何せ目につく外国料理の店に圧力をかけて街の風景をかえよとか主張してるので。ドイツ料理の店しかない国になったら即刻ドイツ人自身逃げ出しそうだが・・)In conversation permalink