というか、
そもそも全ての創作について「ノンポリである」ことそのものが不可能で、一切の政治性を抜きたきゃ◯△◻︎で描きたまえと(しかし白い四角の真ん中に赤い丸を描けば即政治性が発生する)いうところで、
よりにもよって現在もなお明治政府の弾圧により世代間格差に苦しむアイヌを取り上げた以上、右か左かの明確な選択は迫られてしまう。
選択をしないなら右。現状維持、つまり保守だから。
。。。。が、みなさんご存知の通りハイパー極右は「アイヌは存在しない」が建前なので、ノンポリ仕草をしても明治に生きるアイヌを描いたゴールデンカムイは畢竟「アイヌ利権プロパガンダ」という立ち位置に追いやられYouTubeでも極右の批判チャンネルが乱立し(連載当初はかなりあったように思う)、利用も批判も右派、という珍妙な立ち位置にいる。
しかし珍妙ではありつつ、こういうことはよくある。右派はロジックがグダグダなので「(自分たちの主張としては)こんなものは存在しない!ところで利権は存在する!」という訳のわからないことを言うので。