日本の研究力、低迷から抜け出せず 注目の科学論文数13位に下落:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASR883K4RR87ULBH007.html
論文の総数で日本は前回調査(18~20年の平均)と同じ5位だったが、トップ10%論文数はイランに抜かれて13位と、過去最低の順位を更新した。スペインと韓国に抜かれて12位になった前回調査に続く後退だ。今回、トップ1%論文数でもスペインと韓国に抜かれ、前回調査の10位から12位に後退した。
全論文数、トップ10%論文数、トップ1%論文数とも1位は中国で、米国が2位。全論文数では前回4位のインドがドイツを抜いて3位になった。
科学技術・学術政策研究所は「自国からの引用の多さが中国の順位を上げている側面はありそうだが、ネイチャーやサイエンスといった科学誌で論文シェアを伸ばしており、力をつけてきている」という。