核抑止論を否定した平和宣言 G7経て問われる「ヒロシマの原点」:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASR864VQ2R7WPTIL00H.html
あってはならない人類の悲劇を語り継ぐ被爆地は、「核兵器を持っていい国/持ってはいけない国」「戦争をしていい国/してはいけない国」を線引きするのではなく、あらゆる核とあらゆる戦争に反対する非戦と非核の「とりで」だ。時と場所は違っても、今も78年前のように戦争で傷つく人々がいるという現実を思い起こさせる役割がある。
残念ながら、核軍縮どころか、核使用への歯止めを最優先しなければならないのが現状だ。それでも、「安全保障の現実」という言葉にのまれることなく、非戦・非核の原点を繰り返し打ち出すことが問われ続ける。