7月13日、米国の24の公民権団体らが、Metaの経営陣に公開書簡を送った。
https://accountabletech.org/wp-content/uploads/Letter-to-Meta.pdf
7/6にローンチした新SNSのThreadsの上で、早くも深刻なヘイトスピーチが蔓延していると指摘、対処を求める内容だ。
ネオナチ、選挙に関する偽情報、COVID(新型コロナ)や気候変動の否定論、トランスジェンダーへのハラスメント、ヘイトスピーチ、女性嫌悪などの言説が放置されていた。Metaの利用規約とその執行にはギャップがある。
公開書簡の要望は大きく3点。
1. 暴力と憎悪をThreadsに持ち込まないための強固なポリシーを直ちに導入すること
2. コンテンツを制御するAIの偏見、AIの不正操作を防止する取り組み
3. 透明性と市民社会の関与。社外の研究者へのデータ提供、市民社会との対話
これは、公民権団体らが何年も前からFaceboookに対して要求してきたことと共通だ。
感想:Threadsでは政治的コンテンツを目立たせず荒れないよう配慮したと言っているが、他のSNSと同じ問題を引き継いでしまった。ヘイトスピーチ対策は簡単ではない。