エマ・ドナヒュー(吉田郁未訳)『聖なる証』すばらしい。この話も加害、傷つきがテーマで。人々が救いとして必要としている信仰が、誰かの命を奪っていく話。とても美しく、繊細で良いな。これも沢山の人に読んで欲しい本。
#カンミ読書
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カンミ (pantabekanmi@mastodon-japan.net)'s status on Thursday, 25-May-2023 21:22:04 JST カンミ -
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カンミ (pantabekanmi@mastodon-japan.net)'s status on Thursday, 25-May-2023 21:22:08 JST カンミ ミステリー仕立てで、何を言ってもネタバレになる気がして詳しくは書けない。
田淵 🐘 repeated this. -
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カンミ (pantabekanmi@mastodon-japan.net)'s status on Thursday, 25-May-2023 21:22:08 JST カンミ 4か月断食をしていてもなお「元気で」生き続けている「奇跡の少女」アナのところに、監視目的で看護師のリブがやってくる。リブはずっとアナが「元気で」生きることを願っていて、そして彼女のために強制的に食べさせることはしない。それがすごくよかった。
田淵 🐘 repeated this. -
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カンミ (pantabekanmi@mastodon-japan.net)'s status on Thursday, 25-May-2023 21:22:10 JST カンミ この当時、看護師という仕事は職業として確立されていく過程にあった。クリミア戦争でのフローレンス・ナイチンゲールの活動とその後の彼女の尽力も、看護師という職業のあり方、見られ方をがらりと変えた。看護師とジャーナリストという一見まったくちがうふたつの職業に、大きな共通点がある。それは、両者とも観察し、報告するという点だ。どんなにつらい状況でも、目を凝らしそれを伝えなければならない。そしてしばしばその中で、観察対象者への愛着がわき、愛情と食責の間で揺れ動く。そしてふたりの職責を通して、「中立」であることのおぼつかなさ、「見ているだけ」でいる者たちの責任も、本作は問う。
(p452 訳者あとがき)
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