BTs。
白江さんの考察スレッドの全体を理解できているわけではないのだけれども、「女性向けエッセイ漫画エリアにも保守や右派の土壌が濃い」「「女性向けスカっとエンタメ」から「フェミイニストの告発モードとエッセイ漫画モードの相性の良さ」あたりの指摘は、私なりに腑に落ちるものがある。
私はほとんど漫画を読まないのでその非常に限られた経験からだけれど、90年代後半から2000年代にかけての西原理恵子のエッセイ漫画のある種の「スカッと感」を思い出す。最初に目にした時には、それこそフェミニズム的な感性とも通じるような気がしたのだった。まあそれはあなたが愚かで見る目がないだけでしょと言われたらそうかもしれないけれども、でも一見「女性に要求される規範に従わずに自分のやりたいようにやっていくサイバラ」的にも受け取れるセルフ・プレゼンテーションはやはり巧みだったのではないか。
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